【ピエール中野さんも絶賛】Campfire Audio ANDROMEDA(2019ver) レビュー

ワイヤレスイヤホンを探していたら、有線イヤホンの沼にも落ちていました。

今回は中高音が素晴らしい、Campfire Audioの高級イヤホンANDROMEDAについてのレビュー記事です。

とにかくキラッキラな音作りがとても気持ちのいいイヤホンでお気に入りになりました。

代わりのワイヤレスイヤホン何にしようかなーって調べていたはずなのに有線イヤホンも買うことになるとは・・・。

Campfire Audioとは?

Cawpfire Audioってメーカーはご存知でしょうか?

あまり馴染みのないメーカーですよね。

Campfire Audioは、米オレゴン州ポートランド発のイヤホン・ヘッドホンブランドです。ポータブルオーディオ向けの高品質ケーブルやポータブルアンプのメーカーとして人気を博したALO audio社CEO Ken Ball(ケン・ボール)氏が2015年に立ち上げました。

Campfire Audioを設立した目的は、私たちがALO audioを設立した時とまったく同じ目的で、特別な素材や技術を組み合わせる事で、まだ世の中に存在していない全く新しい価値を作り出したいという強い信念がありました。

参考:Campfire Audio

米国の職人がスモールバッチ・ハンドメイドで製造を行っているプレミアム・イヤホンヘッドホンブランドです。

ガレージメーカーということもあり、職人、スモールバッチ、ハンドメイドというフレーズが非常にそそります。

ピエール中野さんも感動したイヤホン

凛として時雨のピエール中野さんが音作りの参考にしているほど絶賛しています。

eイヤホンの動画でも紹介されていました。

実はピエール中野さんとイヤホンの経歴が似ていて、私も10proから高級イヤホンに入ったクチです。

ピヤホンの音作りも好きだし、ピエール中野さんの好きな音が似ているのだと思います。

一般人は引くお値段

けだてこのイヤホン、ドン引きするほど高いです。

(オーディオマニアの方は「この音なら安い」と言うかもしれませんが・・・)
お値段なんと14万円オーバー。

参考:eイヤホン Campfire Audio ANDROMEDA
信じられますか?イヤホンですよ?

明らかに相場を遥かに越えていて、iPad ProやMacbook Airと同じくらいの価格です。

今年買ったものの中で一番高いものになりました。
まさかiPad Proを上回るとは・・・。

なぜこんなに高いのか?

後述しますが、本機はドライバーが5つ搭載されているマルチBA型のイヤホンになります。

一般的にドライバーの数が多ければ多いほど、解像感の高い音になりその分価格も跳ね上がります。

これが価格を上げている要因の一つでしょう。

あとはアメリカの職人たちが手作業で丁寧に作っているというのもあるかもしれません。

特徴

ドライバーというのは音を鳴らす部分のことでイヤホンの肝となります。

ドライバーは大きく分けて2種類。

  • ダイナミックドライバー(以下DD)
  • バランスドアーマチュアドライバー(以下BA)

DDは高中低全ての音域を鳴らすドライバー、BAは特定の音域を鳴らすことに特化したドライバーで小型なのが特徴です。

BAを複数積んだマルチBA型のイヤホンは異なる音域を別々に慣らせるため、音質が良くなる傾向にあります。

※ただし、結局はメーカーの音作りや個人の好みになるため、必ずしも良い音になるとは限りません。
ANDROMEDAのドライバーはLow × 2、Mid × 1、High × 2の計5基を搭載し、高音質を実現しています。

余談ですがピヤホンはDD × 1、BA × 2のハイブリッド型と言われているイヤホンで、ワイヤレスイヤホンとしては世界初です!

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開封

パッケージは鮮やかな緑。

イヤホンの箱ってメカメカしいパッケージが多いのですが、Campfire Audioのパッケージは高級スイーツを彷彿とさせるオシャレ感が前面に出ています。

早速開けてみます。

黄色い内箱もおしゃれで、夜空に輝く星々が描かれていてとても美しい。

ほんとイヤホンの箱には見えないなぁ。

付属品は以下。

  • イヤホン本体
  • ケーブル
  • ポーチ
  • イヤーピース(10種類)
  • メッシュポーチ × 3
  • ケーブルモール × 2
  • 掃除用ブラシ
  • ワランティカード
  • ANDROMEDAの説明書
  • finalイヤーピースの解説書
  • バッジ

さすがといいますか、付属品がとにかく豪華で色々入っていました。

ケーブルと付属品だけで2万円は軽くオーバーしそう。

限定版が多数発売され黒や青など様々なカラーバリエーションが出ていますが、ANDROMEDAといえば緑色でしょう。

光沢のあるグリーンがたまらなくかっこいい。

筐体コーディングが変わったことで、落ち着きのある緑になったそうです。

ケーブルの端子はMMCX。

マイナーチェンジで端子周りの形状に合わせた円型に変更されました。

MMCX部分が動いた際のノイズ低減に一役買っているなど、デザイン以外でもブラッシュアップされています。

ケーブルはALO AudioのSmoky Litz Cable MMCX-3.5mm。

耳掛け部分にワイヤーが入っているケーブルはあまり好きではないので、カーブの付いた熱収縮チューブのこっちで良かったです。

マイナーチェンジ前のケーブルは綺麗な白色のケーブルだったのですが、黒っぽいスモーキーグレーも非常にかっこいい。

イヤーピースもこんなに入っています(計10種類)。

左はフォーム型のイヤーピース。

真ん中はfinalのイヤーピースEタイプ(SS、S、M、L、LLの5種類)。

右はシリコン型のイヤーピース。

ワランティカードとANDROMEDAの説明書。

メッシュポーチは3つ入っています。

1つはイヤホンの保護用、残りの2つはイヤーピースが入っていました。

とにかく付属品が豪華で驚くばかり。

ちなみにeイヤホンでも売っていますが1000円近くするんですよね。

参考:Campfire Audio Mesh IEM Bag

これだけで3000円って・・・やばい。

Campfire Audioのバッジ。

使い所に困りますがこういったサービス精神は好きです。

掃除用具とfinalイヤーピースの解説書。

ケーブルモールは2個付属。

使うことはあまりないのですがいたれりつくせりですね。

ポーチはイヤホンの色と同じ緑色。

丸みを帯びていて化粧ポーチの様な可愛いデザイン。

マイナーチェンジ前は黒の四角いケースでしたが、イヤホンの色に合わせたマイナーチェンジ後のケースの方が好きです。

ファスナー部分にもCampfire Audioのロゴが描かれていて芸が細かい。

中はふわふわのウールが使われていて、イヤホンをしっかり保護してくれます。

こういった心遣いもありがたい。

もったいなくて使えないので、別のケースに入れますけどね笑

音質

ごく普通のスマホ(Galaxy S10+)でハイレゾ音源を聴いてみました。

(Galaxy + ANDROMEDAの宇宙コンビで聴いてみたかったんです)

スマホでもしっかり鳴らしてくれましたが、さすがにDAPには劣ります。

ウォークマンで再生してみて音質の凄さを実感しました。
まさに銀河のごとし

名は体を表すというのは言い得て妙で、イヤホンの特徴をここまで表現した商品名はありません。

音場の広さは宇宙を、中高音のキラキラ感は輝く星々を彷彿とさせます。

まさにアンドロメダを冠するにふさわしい名前と言えるでしょう。
印象としては10proのような音場の広さを伸ばして、音のバランスを良くした感じ。

この感動は初めて10pro聴いたときを思い出します。

普通のイヤホンは高音に特化しすぎるとサ行が刺さって聴こえるのですが、本機は刺さることもなく綺麗に慣らしてくれます。

また低音もしっかり出ていてバランスよく鳴っている印象でした。

マイナーチェンジ前との比較はしていません

お恥ずかしい話ですが、実はマイナーチェンジ前のANDROMEDAを聴いたことがないんです。

従来のモデルのファン層曰く、低音の厚みが増し、高温のキラキラ感が薄れたことで、とがった性能が丸くなってしまい賛否両論とのこと。

一方でバランスとれているため完成度は2019verの方が高い、というコメントもありました。

ちなみに音質のチューニングは行っていないとのこと。
(本当でしょうか?)

マイナーチェンジ後も充分キラキラしているけど、どんだけ輝いていたんだ・・・。

リケーブルしたい人はこちら

ANDROMEDAに合うケーブルって何かを考えた記事がこちら。

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自身のお財布と相談し、ケーブルの候補をいくつか挙げています。

 

こちらは初のバランス接続+ANDROMEDAのリケーブルに購入したALO AudioのSmoky Litzケーブル

純正とだけあってANDROMEDAにマッチします。高音寄り。

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こちらはNobunaga Labsの澪標

派手なケーブルの色に目が行きがちですが、バランスよく鳴らしてくれます。

濃厚な音にしたいならこのケーブルですね。

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最後は中華ケーブルのYinyoo YYX4849。3000円出してもお釣りの来るコスパの良さと淡いブルーの配色が気に入っています。

断線を気にせず外でラフに扱えるのは嬉しいポイントです。ただし、音は値段相応といったところ。

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メダ仲間もできました

同じ時期にANDROMEDAを購入した@Lachryma_audioさんとメダ仲間になりました。

マイナーチェンジ前のモデルをご購入されたとのこと。

ポタオデ初心者の学生さんらしいのですが、iBasso Audio「DX160」にバランス接続でANDROMEDAを聴いている方です。

学生でこの環境は羨ましい限りです!

まとめ

次の目標はバランス接続を試したいので、DAPの新調を検討します。

イヤホンのスパイラルからは抜け出せたけど、ポタオデの沼から抜け出すのは当分先になりそうです。

キラキラ感が好きな方はeイヤホンで聴いてみてください。

直感的に「すごい」と感じられるイヤホンです。

今年一番の買い物ですが本当に買ってよかった。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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