コスパ最強で有名なiBasso Audio DX160を購入しました。
そこまで買い急ぐ必要はなかったのですけどつい・・・。
ちなみに20時間も再生していない中古品を買いました。
今回は着弾したDX160について主観的にレビューします。
外観
※中古品なので新品の開封ではありません
シンプルな箱です。
上面のロゴはiBassoの「i」と「B」をかけ合わせたものでしょうか。
箱の裏面は赤い。
ケースとやケーブルなどの付属品です。
1番右は液晶の保護シートフィルムです。
ボリュームコントロール、進む、再生/一時停止、戻るボタン。
金色のボリュームコントロールが黒の筐体に映えるのでとても美しいです。
これだけでも買った価値があると思っています。
端子はバランス接続の4.4mmとアンバランスの3.5mmを搭載。
バランス接続ってなんぞやって感じですが、音が良くなるって思っていただければと。
Micro SDカードの挿入スロット。
カバーなどがなくむき出しの状態になっているので、水などが侵入しないように気をつけなければなりませんね。
筐体の上側。
充電端子はUSB TYPE-C。
PDなどの急速充電にも対応しています。
付属のカバーを付けてみました。
シリコン素材で手にしっくりきます。
ボリュームコントロールの操作は問題なくできるのですが、カバーを付けることで少しボタン操作がしにくくなりました。
カバーをつけてもイヤホン端子は干渉することなく使用可能。
SDカードの挿入/取り外しはケースをつけた状態でも可能です。
水の侵入にだけは注意したいですね。
充電端子も問題なく使用できますが、電源ボタンは少しだけ押しにくくなります。
付属のUSB TYPE-Cケーブルは意外としっかりしていて驚きました。
聴いてみて、使ってみて
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ボーカルの声が近く、音場が広めの印象
以前Fiio M11を聴いたことがあるのですが、個人的には本機の方が声や中高音がスッキリと鳴っていて音場も広く感じられました。
DX160には、Astell&Kern SR15と同じDAC(CS43198QFN)が搭載されています。
SR15は声DAPと呼ばれているほど、ボーカル表現のクオリティが高い人気のDAP。
そのDACも影響しているのでしょうね。
ただ人によってはもう少し厚みのある音のほうが良いと感じるかもしれません。このあたりは好みに影響します。
余裕を感じる出力
今まで使用していたNW-A25で再生したときよりも音の厚みが増しました。
自分パワーあるんで、音慣らし全然余裕っすって感じ。
イヤホンの力を思う存分に発揮してくれる
ANDROMEDAってこんなにすごい音だったのか、って実感しました。
広がり、音の密度、解像感全てがランクアップ。
アンバランス接続でも充分ですが、せっかくならバランス接続したいですよね。
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ディスプレイの綺麗さ
ディスプレイは1980 x 1080 画素 のフルHD ディスプレイ。
音だけでなくディスプレイも綺麗なのでアルバムアートワークも美しく表示してくれます。
これって意外と大事なことだと思いませんか?
気になる点
Mango Playerはアートワークが大きくてUIも悪くないです。
これでもかとでっかく表示してくれるので見た目でも楽しめるのはGood。
ただし、アーティスト名がアルバムアーティスト名になっているのはいただけない。
コンピレーションアルバムだとアーティスト名がVarious Artistsとわけがわからないことになります。
他のPlayerアプリだとしっかりアーティスト名で表示してくれるのにこれは残念なところ。
※アルバムアーティストのタグを消せばアーティスト名で表示されるようです
また、巷ではDX160は無線が弱いと言われています。
BluetoothやWi-Fiの通信安定性に難ありとのことですが、私の場合有線イヤホンでSDに取り込んだ曲の再生しかしないので特に気にしてしいません。
生産終了のニュース
ポタオデ界隈で今年1月にとんでもないニュースが流れました。
DX160が生産終了するというお知らせです。
これだけ聞けば普通のニュースですが、DX160の発売日は去年(2019年)の10月。
終了するにはあまりに早く、人気機種だけに話題を呼びました。
再販はするけど・・・
【iBasso Audio DX160の製造についてのご案内:株式会社MUSIN】https://t.co/Of4BLQ4Cwq
— iBasso Audio Japan (@iBassoAudio_JP) January 7, 2020
結論から言うと、ディスプレイ供給元変更に伴う一時生産停止でした。また発売されます。
供給元はシャープからJDA(ジャパンディスプレイ)になるだけと言われていますが、マイナーチェンジが入るという噂も・・・。
DX160はBluetoothやWi-Fiの安定性に難ありですし、マイナーチェンジで無線面が改善されればかなり荒れるでしょうね。
まとめ
今回はポタオデの新しい仲間、iBasso Audio DX160について紹介しました。
コスパが高く、初めてのDAPにおすすめです。
やっとバランス接続ができるので、これからガンガン使い倒したいと思います。
沼から抜け出せるのはいつになることやら・・・。