ピヤホンは交換のため、しばらくワイヤレスイヤホンはお預け。
・・・というわけにはいきません!
年末年始は帰省などでなにかと長距離の移動が多い時期。
せっかくワイヤレスイヤホンデビューしたのにそれはあまりにも悲しい。
代わりのイヤホンを買うことにして、何にするか悩んでいたのですが、Twitterでおすすめを教えてもらいました。
選んだのはNoble Audio FALCON。
今回は2台目のワイヤレスイヤホンNoble Audio FALCONについて紹介します。
ピヤホンとの比較もしてみました。
※本記事の一部画像はPR TIMES様に掲載されているプレスリリース素材を使用しています。
買ったばかりのイヤホンが壊れた
3か月待ちでようやく手に入れたイヤホンが半月足らずで故障。
水没、落下といったことは一切していません。
今まで完全分離型のワイヤレスイヤホンってものを毛嫌いしていました。 理由はバッテリーの持ち時間が短いというシンプルなもの。 ところが調べてみたところ連続再生時間がだいぶ改善されているではありませんか。 技術の進歩スゲー。 中でも[…]
前回の記事で紹介したAVIOTのピヤホンことTE-BD21f-pnkが壊れました。 やってみたことをまとめたので同じ境遇の方は見てみてください。 壊れたイヤホン こちらで紹介したTE-BD21f-pnkです。 小さいのに音が良かった[…]
Twitterで教えてもらったイヤホン
「ワイヤレスイヤホンが壊れた」とつぶやいたらおすすめを教えていただきました。
2万弱ですが、Noble audioのFALCONがオススメです!
— 四重芯銀点滅@6/27熱海 (@1217tatuya) November 27, 2019
このリプライ見たとき驚きました。
代わりのワイヤレスイヤホンを探していたときにいいなと思った機種だったからです。
買おうか悩んでいたところをおすすめされる形で背中を押されては買うしかありません。
Noble Audioとは?
オーディオロジスト(聴覚学者・聴覚専門医)であるジョン・モールトン博士によって設立された米国のイヤホンメーカー。
機能だけでなく芸術性の高いデザインにも定評があり、モールトン博士は卓越したデザインセンスと音質チューニングからWizard(魔術師)と呼ばれているそうです。
参考までに1番安いイヤホンでも¥18,000くらいします。
要するにお高めのイヤホンを販売しているメーカーです。
Noble Audio FALCONの発売
そんなお高めのイヤホンを作り続けてきたNoble Audioですが、とうとうワイヤレスイヤホンに手を出し始めました。
それが2019年10月25日に発売した隼の名を冠するイヤホン、FALCON(NOB-FALCON)です。
有線タイプのイヤホン同等の音質を目標に音質チューニングをしているそうです。
購入した理由
- 耳の穴まで入るから落ちにくい
- 防水がIPX7
- バッテリー持ち
- 音質
耳から落ちにくい + 高い防水性 = 最強の通勤用イヤホン
ハードユースに耐えうる仕様に加えバッテリーの持ちも良いので外でガシガシ使いたいですね。
商品情報
ドライバー | 6mm Dual-layered Carbon Driver(D.L.C) |
---|---|
SoC | Qualcomm QCC3020 |
最大再生時間 | 5.5時間(最大音量時)/ 10時間(70%音量時) |
充電時間 | イヤホン 約1時間 / 充電ケース 約1.5時間 |
充電端子 | USB Type C |
防水性能 | IPX7 |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
Bluetooth version | 5.0 |
開封
入っているものは以下
- イヤホン本体
- 充電ケース
- USB Type Cケーブル
- イヤーピース(ePro製:S/M/L)
- ポーチ
- ユーザーズガイド(本紙)
付属品を全て出してみました。
イヤホン本体とケースは小さめ。
ポーチもちゃんと付属しています。
ベロア素材で手触りがいいです。
Type-Cケーブル。
交換用のイヤーピースもしっかり付いています。
ePro audio製「Horn-Shaped Tips」ですね。
説明書は横長。
こちらから電子版をダウンロードすることもできます。
ノズルは長めのため大きい印象を受けますが、持ってみると意外に軽いです。
ケースに収納するとこんな感じ。
ピヤホン同様、ケースから取り出すと電源オン、しまうと自動的に電源オフになります。
充電時には赤いLEDが点滅します。
USB Type-C端子と4つのインジケーターの付いたケースは非常にコンパクト。
ピヤホンのケースに比べると高級感に欠けますが、持ち運ぶなら私はこっちの方が好きです。
音質について
魔術師が作り出した隼はさすがの一言。
解像感が高く、ドンシャリ系のイヤホンです。
¥20,000以下のワイヤレスイヤホンと考えると素晴らしい音を鳴らしてくれていると思います。
同価格帯の有線イヤホンと聴き比べても遜色ないと思います。
音場もある程度あり、優秀なイヤホンでした。
気に入った点
装着感
ノズル部分が長く、耳にしっかり入れることができるので落ちる心配をしなくていいのが気に入りました。
ただし、不快に感じてしまう方も一定数いると思うので、購入前に装着してみることをおすすめします。
防水性能
IPX7という高い防水性能も気に入った点の一つです。
土砂降りの雨や汗をかくスポーツでも気にせず使うことができ、汚れたらイヤホンを洗うこともできるため衛生的に長く使えるのは非常に嬉しいところ。
気になる点
Galaxy S10+でBluetoothを接続する際、1回で接続されないことが多々あります。
また、JR浜松町駅のホームで音楽を聴いていたときに、プツプツ途切れることがありました。
音質に関しては問題ありません。
ピヤホンとの比較
Wizard(魔術師)ことジョン・モールトン氏。 「ミュージシャンの感性」と「聴覚学者の科学」。
相反するような2機種を手にしているわけですが、音質にどのような違いがあるのか聴き比べてみました。
※FALCONはエージング前、ピヤホンは堪能する前に壊れたのでたいして聴けていません・・・。ご了承ください。
Noble Audio FALCONは「集中して」音楽を聴くのに向いている
FALCONは予想以上に低音が出ていて驚きました。
クラシックやジャズに合いそうです。
鳴らし方一つ一つが丁寧で、科学的に「良い音」というのが研究されている印象でした。
ピヤホンはバランスのよいチューニングで「楽しく」音楽を聴くのに向いている
バスドラム、スネアドラムの慣らし方が上手いのでロックやポップスと相性が良いです。
まさに音を楽しませるアーティストがチューニングしたって感じ。
使い分けるなら
私の場合、通勤時はFALCON、自宅での使用はピヤホンにすると思います。
FALCONはケースが小さくポータビリティに優れているのに加え、IPX7という防水性が気兼ねなく持ち運びできる安心感を提供してくれます。 まさに外向けのイヤホンです。
一方でピヤホンはFALCONよりも小さく、家で読書をするときに向いていると感じました。
ごろ寝しながら使いたいイヤホンです。
(壊れやすいから外に出したくない、という気持ちが強いからかもしれません・・・笑)
迷われた方はただどちらのイヤホンも優秀なので気に入った方を使うといいでしょう。
アプリは2019年内にリリース
操作ボタンやサウンドのカスタマイズを可能にする専用アプリも提供が予定されています。
iOS、Android両方に対応しているので期待ですね。
個人的には7秒おきに点滅するLEDを設定で消せると嬉しい。
無線もいいけど有線もね
ワイヤレスイヤホンばかり気になっていましたけど、やっぱり有線イヤホンもいいですよ。
Campfire AudioのANDROMEDAを買ったので以下で紹介しています。
ワイヤレスイヤホンを探していたら、有線イヤホンの沼にも落ちていました。 今回は中高音が素晴らしい、Campfire Audioの高級イヤホンANDROMEDAについてのレビュー記事です。 とにかくキラッキラな音作りがとても気持ち[…]
まとめ
ピヤホンの代わりとして購入しましたが、外使いのメインはこっちになりそうです。
情報提供の@1217tatuyaさん、ありがとうございました!