知のネットワークを形成しろ!Scrapboxの基本的な使い方について

前回の記事で紹介したScrapboxの基本的な使い方について説明します。

Scrapboxサンプル

サンプルとして書評をScrapboxでまとめてみます。

ログインすると、使い方の説明以外真っ白なページが表示され、「はじめに」というページ以外何もありません。

ここにページを追加するとカードが増えていき、各ページをリンクやハッシュタグで紐づけます。

 

まずは書籍のページを作成してみましょう。

+ボタンクリックで作成。

ページを追加したら適当に書評を追加します。

リンクの追加

別の書籍のページを作成し、先ほど作成したページからリンクを貼ってみます。

Scrapboxではリンクをつけるとその言葉がタイトルとなったカードが関連づけられ、リンクを付けたページにも表示されます。

[リンク先のタイトル]で簡単に作成ができ、これで書評と書評が繋がりました。

表示されたページとリンクの関係を持つ別のページが下に並び、これらを関連ページと呼びます。

これがScrapboxの基本となります。

ハッシュタグ

ハッシュタグは#をつけるだけです。

リンクもハッシュタグも機能的には同じですが、使われ方に若干違いがあります。

リンクは記述的に書くことで意味のネットワークを形成していくため自分だけのWikipediaを作るイメージでしょうか?

一方、メタ情報としてラベル付けを行うのがハッシュタグの役割で、ページのカテゴリを作りたいときに適しています。

私は以下のように使い分けていますが、特に決まった使い分けはありません!

  • リンク    → ページとページを結びつける
  • ハッシュタグ → ラベル

自分が整理しやすければ何でもいいんです!

外部リンクからの画像貼り付け

画像は[]内に画像のURLを貼り付ければ自動で表示してくれます。

表はtable:タイトル名で自動的に作ることができます。

行追加はEnter、列追加はTabで行います。

箇条書き

箇条書きは行の先頭にTabかSpaceを入れるだけ。

連続して入力することでインデント(字下げ)も可能です。

コードの挿入

ちなみにコード挿入も簡単です。

code:[プログラミング言語]で言語に応じたシンタックスハイライトがされます。

この機能が地味に便利なんですよねぇ。

具体的な利用例(かわっくの場合)

ここにまとめておけば、振り返りやリファレンスがしやすいので、私はプログラムを書く際に参考となったURLやエラー時の対処法、アルゴリズムをまとめています。

あとは書評ですね。

読んだ本の内容をまとめて、関連しそうな書籍をリンクで結びつけています。

特に画期的な使い方ではないですね、申し訳ありません・・・。

 

ですが、Evernoteでメモをまとめていたときに比べ、格段に整理しやすくなったと思います。

なぜなら形式張ったメモとして残す必要がなく、適当にページに書いておき、あとで関連しそうなページを繋げるだけだからです。

ScrapboxのScrapは断片です。だから、「整理できてから書こう」とか「まとまってから記入しよう」などと考えなくても大丈夫です。(中略)大切なのは、知のネットワークを形成・拡大していくことであって、きれいに整ったドキュメントを作ることではありません。

Scrapbox情報整理術 倉下忠憲

とにかくまずは書く!

これを意識しましょう。

最後に

いかがでしょうか?

階層構造という概念が無いため

  • カードを作る
  • リンクを貼る

たったこれだけで情報を結びつけることができました。

他にも多くの機能が存在しますが、今回紹介した機能だけでも情報整理は十分できます。

私もまだ完璧に使いこなしているわけではないのでScrapboxの紹介は一旦ここまで。

こちらに詳しい使い方等が掲載されているので見ていただければと思います。

みなさんも知のネットワークを形成して生産性を高めてくださいね~。

こちらの本もおすすめです。

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