カールツァイス。
それはカメラを趣味にしている人が一度は憧れるレンズメーカー。
かく言う私も大学時代からずっと欲しくて「いつか手に入れてやる」と心に秘め幾年月。
とうとうカールツァイスのレンズを購入しました。
購入したのは巷で神レンズと名高い単焦点レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA。
気になる点はあるものの、買ってよかったと胸を張って言えるレンズでした。
今回はこちらのレンズについてレビューします。
購入したレンズ
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)
自身にとっては初のカールツァイス。
フルサイズ用単焦点レンズを購入するのも初となります。
新品は高いので中古で購入。
基本情報
レンズ構成 | 5群7枚 |
最短撮影距離 | 0.5m |
最大撮影倍率 | 0.14倍 |
焦点距離イメージ(mm) | 82.5mm |
フィルター径 | φ49mm |
大きさ | 最大径φ64.4mm、全長70.5mm |
質量 | 約281g |
引用:SEL55F18Z 特長 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
外観
外装は防塵防滴に配慮した金属(アルミ)で覆われており、全体的に高級感のあるレンズに仕上がっています。
サイドの青いロゴはカールツァイス保持者の証で、主張しすぎないブルーカラーが所有欲を満たしてくれます。
驚きの軽さと小ささ
タムロンのズームレンズを使ってきたというのもありますが、第一印象は「小さくて軽っ!」。
重さ281gと携帯性に優れているので旅行だけでなくお散歩レンズとしても役立ってくれそうです。
気軽に持ち運べるというのはかなり嬉しいポイント。
カールツァイスの描写力
コントラスト高めでこってりとした描写に定評のあるカールツァイス。
噂通りシャープな写真が撮影できます。
特にピントが合った部分の解像感は筆舌に尽くしがたい。
柔らかい描写のタムロンとは真逆の描写力を発揮してくれます。
寄れないのが難点
このレンズあまり寄れません。
最短撮影距離は50cmと若干遠いのでテーブルフォトには少し厳しい。
どれくらい寄れるのか
ダンボー(高さ8cm)を撮影してみました。
もう少し寄れるといいんだけどなぁ。
この位置がギリギリ。
寄れないという弱点はレンズの”クセ”と捉えることにして運用面でカバー。
どうしても接写で撮影したい場合はクローズアップレンズを使うことにします。
作例
いくつか作例を掲載しておきます。
構図とか考えず、適当に撮影した写真たちです。
平凡な画角だからこそ普段使いに最適
55mmという画角は肉眼で見る視野に近いです。
(一番近いのは50mmですが)
確かに標準の画角は面白みがないという方もいるでしょう。
ですが見た印象そのままの写真が撮影できる画角だからこそ、スナップ撮影に最適なレンズと言えるのではないでしょうか。
何気ない休日に出会ったものを印象的に納める
軽さと画角を加味すると、SEL55F18Zは休日にふらっと出かけて見たものを撮影するのに最適な相棒。
なんとなく撮影した写真もメッセージを持って主張してくるような仕上がりになります。
「肩の力を抜いてラフに撮影するのが好き」って人に最適なレンズと言えるでしょう。
初心者にこそおすすめしたい
寄れないという点に目をつぶれば、このレンズは描写力、携帯性どれをとっても優秀でした。
55mmと扱いやすい画角で、F1.8で切り取った世界は一味違います。
もしα7iiiの単焦点レンズ選びで迷われているのであれば、これ買っておけば間違いないかと。
まとめ
今回はSonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)を紹介させていただきました。
噂通りカールツァイスの描写力はさすがの一言につきます。
本当に買ってよかった。
単焦点レンズがあると撮影の幅も広がるので、これからどんどん写真を撮っていきたいと思います。
Instagramにもどんどんアップしてくのでフォローしていただけると嬉しいです。
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